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作成日：2008年7月29日_記事番号：T00009151
エバー航空、「取り消し」受けたＣＡ60人を採用
長栄航空（エバー航空）が３月に行った客室乗務員の採用試験合格者を、同社の経営計画変更を理由に、数カ月待機させた末に採用を取り消したとして合格者から不満が訴えられていた問題で、長栄集団の聶国維スポークスパーソンは28日、60人に対し、３カ月のトレーニングを受けた後、正職員として採用するという通知を行ったと表明した。29日付経済日報が報じた。
聶氏によると、同社は９月から赤字路線の運航停止および搭乗率の悪い路線の縮小を行うが、今年末に中台直航週末チャーター便の増便、発着地点の増加が予想されるため、人員不足となるとの見通しから採用を決めたとしている。
余剰乗務員の削減も行う予定だった同社は、新たな採用や訓練の実施はできない状態となっていたため、18日、電子メールで採用試験合格者に「欠員なし」とする通知を行った。しかし、通知を受けた合格者が自身のブログで経緯を公開したり、「私たちは卒業したばかりなのに、この仕事のために多くの就職のチャンスを逃した」と新聞に投書を行ったため、エバー側の対応に批判が起きていた。
