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IC産業の20年生産額予測、3兆元以上に上方修正【表】


ニュース 電子 作成日:2020年8月12日_記事番号:T00091535

IC産業の20年生産額予測、3兆元以上に上方修正【表】

 台湾半導体産業協会(TSIA)は11日、台湾IC産業の2020年生産額予測を3兆19億台湾元(約11兆円、前年比12.6%増)へと、5月時点の予測の2兆8,100億元(5.5%増)から上方修正した。新型コロナウイルス感染拡大の抑え込み成功による転注効果や、台湾積体電路製造(TSMC)の先進製造プロセスの生産拡大がけん引する見通しだ。12日付経済日報が報じた。

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 予測によると、IC製造業の20年生産額は1兆7,025億元(前年比15.7%増)。そのうちファウンドリーは1兆5,314億元(16.7%増)、メモリー・その他製造業は1,711億元(7.2%増)を占める。

 IC産業の第2四半期生産額は7,497億元で、前期比3.6%増、前年同期比19.9%増だった。

世界Q2販売額、5.1%増

 世界半導体市場統計(WSTS)によると、第2四半期の世界半導体販売額は1,036億米ドルで前期比0.9%減、前年同期比5.1%増だった。販売量は2,187億個で、前期比2.4%減、前年同期比2.7%増だった。