ニュース その他製造 作成日:2020年8月12日_記事番号:T00091540
タイヤ最大手の正新橡膠工業(CST)が11日発表した第2四半期純利益は、前年同期比33.4%増の22億6,300万台湾元(約82億円)で、黒字転換した。新型コロナウイルス感染拡大防止のロックダウン(都市封鎖)措置が各国・地域で解除されたことを受け、受注が次第に回復した。12日付経済日報が報じた。
第2四半期売上高は220億300万元だった。営業利益は14億5,100万元で、前期の9億9,800万元から大幅に増加した。粗利益率は、前期比5.2ポイント上昇の23.3%と、過去1年で最高だった。上半期純損益は2億7,500万元の黒字だった。
同社は第1四半期純損益がマイナス19億8,800万元と上場以来初の赤字だった。新型コロナウイルス感染拡大による打撃に加え、工場のあるインドネシアの通貨ルピア急落による為替差損17億元が要因。第2四半期にルピアは反転上昇しており、同期の為替差益は11億元に上った。
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