ニュース 電子 作成日:2020年8月13日_記事番号:T00091554
ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が12日発表した第2四半期純利益は19億8,700万台湾元(約72億円)で、前期の3.28倍に増加、前年同期比11%増加した。新型コロナウイルス対策で滞ったサプライチェーンの生産回復に加え、テレワーク(リモートワーク、在宅勤務)やオンライン学習向けに法人用、教育用ノートPC需要が旺盛だった。13日付経済日報などが報じた。
第2四半期連結売上高は2,636億5,300万元で、前期比44.8%増、前年同期比4.5%増だった。ノートPC出荷台数は1,250万台で、前期比60%以上増加した。タブレット端末も好調だった。
上半期連結売上高は4,457億100万元で、前年同期比4%減だった。純利益は25億9,200万元で18%減だった。
翁宗斌総経理は、第3四半期ノートPC出荷台数は前期比10%減少し、例年の水準に戻ると予測した。教育用にクロームブック需要が強く、通年のノートPC出荷台数は前年水準の4,390万台を目指す。
翁総経理はPC以外の製品について、顧客が9、10月に新製品を発表するため、第3四半期、第4四半期と売上高が増加し、通年で2桁成長を維持すると予測した。PC以外の製品の売上高構成比は35%に達する見込みだ。
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