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作成日：2008年7月29日_記事番号：T00009159
永豊餘生技、有機レトルト食品に参入
永豊餘生技の何奕佳総経理は、下半期に経営領域を拡大して有機食品を加工したレトルト食品市場へ参入すると宣言した。何総経理は「調理は当社の調理師チームが担当するほか、著名なイタリアンレストランや小龍包店と提携して冷凍水餃子、大根もち、カレー、ピザなどの半成品を共同購入の形で販売する」と語っている。29日付工商時報が報じた。
永豊餘生技の何奕佳総経理によると、同社が2005年９月「GREEN & SAFE有機百宝箱」の名称で発売した有機野菜・果物などの詰め合わせセットは、発売２年目の売上高が前年比で倍増するヒット商品となった。同商品のリピーター率は85％に達し、発売３年目となる今年は前年比50％増の売上高を期待している。
何総経理は、「台風の季節でも『有機百宝箱』は値上げしない。他に比べ価格が安定していることも固定客を引きつける理由だ」と語っている。
同社は宜蘭県南澳鎮の30ヘクタールの土地で有機農場を経営しているが、最近同県三星地区にも約10ヘクタールの土地を購入した。既にこの土地で有機野菜・果物栽培の国際認証取得を申請しており、近々認められる見込みとされる。
