ニュース その他分野 作成日:2020年8月21日_記事番号:T00091707
国泰金融控股(キャセイ・フィナンシャル・ホールディングス)が20日に発表した8月の国民経済信心調査(庶民指標)によると、株式市場楽観指数は前月比7.2ポイント下落のマイナス2.5ポイントで、過去4カ月で最低だった。下落は2カ月連続。新型コロナウイルス感染症流行と米中対立高まりの中、台湾と主要国の株式市場が高値水準で変動したことが影響した。21日付経済日報が報じた。
調査は8月1~7日に実施され、有効回答は2万1,048件だった。
株式市場への投資意欲を示すリスク選好指数は4.7ポイントで、前月比0.3ポイント上昇した。
過去半年間と現在を比べた景気現況楽観指数は2.9ポイントで前月比21.1ポイント上昇、今後半年の景気見通しを示す景気展望楽観指数は1.9ポイントで11.2ポイント下落した。
経済成長予測、平均1.4%
調査対象者による今年の台湾の域内総生産(GDP)成長率予測値は平均1.4%で、前月比横ばいだった。調査対象者の85%が1%以上と回答した。消費者物価指数(CPI)成長率予測値は0.41%で、前月比横ばいだった。調査対象者の92%が1%以下と回答した。
行政院主計総処によるGDP成長率予測値は1.67%、CPI成長率予測値はマイナス0.32%だ。
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