ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

7月工業生産指数、6カ月連続プラス成長【図】


ニュース その他製造 作成日:2020年8月25日_記事番号:T00091751

7月工業生産指数、6カ月連続プラス成長【図】

 経済部統計処が24日発表した7月の工業生産指数は前年同月比2.65%上昇の116.7ポイントで、過去3番目の高水準だった。うち製造業生産指数は2.64%上昇の116.35ポイントで、同月として過去最高だった。いずれも6カ月連続のプラス成長だった。第5世代移動通信(5G)や高性能計算(HPC)、モノのインターネット(IoT)などハイテク技術の応用拡大、テレワーク(リモートワーク、在宅勤務)やオンライン学習向け設備需要が貢献した。25日付工商時報などが報じた。

/date/2020/08/25/2industrial_2.jpg

 製造業のうち、電子部品業は前年同月比14.42%上昇の132.8ポイントで、過去3番目の高水準だった。2桁成長は8カ月連続だ。このうち半導体業は22.01%上昇の146.22ポイントで、同月として過去最高だった。9カ月連続の2桁成長だった。液晶パネルと部品業は112.93ポイントで、7.07%上昇した。

 コンピューター・電子製品・光学製品業は前年同月比12.8%上昇の179.63ポイントで、過去最高だった。

従来型産業、軒並み下落

 一方、従来型産業は国際原料価格の低迷、新型コロナウイルス感染拡大による需要の落ち込みで軒並み下落した。

 ▽石油・石炭製品業、80.59ポイント(前年同月比26.52%下落)▽紡織業、70.9ポイント(22.1%下落)▽ベースメタル業、84.79ポイント(14.03%下落)▽自動車と部品業、91.29ポイント(12.87%下落)──は2桁の下落だった。

 統計処の黄偉傑副処長は8月の工業生産指数について、前年同月比0.2%下落~3.5%上昇と予測した。