「ミシュランガイド台北・台中2020」が24日発表された。台中のレストランが対象となるのは初めてで、56店が選出され、４店が星を獲得した。25日付聯合報が報じた。
林佳龍交通部長（中）は、新型コロナウイルスにより防疫大国と世界に知られた台湾を、ミシュランガイド発表により、観光大国としても知らしめたいと語った（交通部観光局リリースより）
台中の４店のうち、二つ星を獲得したのは現代シンガポール料理「JL Studio」（南屯区）。一つ星は３店で▽フランス料理「塩之華（Fleur de Sel、フルール・ド・セル）」（西屯区）▽創作西洋料理「Forchetta（フォルケッタ）」（西屯区）▽和牛焼き肉「俺達の肉屋」（西区）──。
「俺達の肉屋」の鍾佳憲シェフは、今年初めて設立された36歳以下の若いシェフを表彰する「ヤングスターシェフアワード」を獲得した。
ル・パレ、３年連続三つ星
台北からは170店が掲載され、26店が星を獲得した。台北駅近くの最高級ホテル「君品酒店（パレ・デ・シン）」の最上階17階にある広東料理「頤宮（ル・パレ）」が３年連続の三つ星を獲得した。
台北で初めて一つ星に選出された３店は▽ステーキハウス「Ａ Ｃｕｔ」（台北国賓大飯店＝台北アンバサダーホテル内、中山区）▽西洋料理「Molino de Urdániz（モリーノ・デ・ウルダニス）」（慕舎酒店＝ホテルＭＶＳＡ内、中山区）▽すし「明寿司」（中山区）──。
