ニュース その他分野 作成日:2020年8月28日_記事番号:T00091815
中央大学台湾経済発展研究中心(台経中心、RCTED)が27日発表した8月の消費者信頼感指数(CCI)は、前月比1.9ポイント上昇の71.33ポイントだった。3カ月連続の上昇だ。新型コロナウイルス感染症の台湾での流行収束に伴う市民の消費意欲を反映した。28日付工商時報が報じた。

上昇幅が最も大きかったのは「今後半年間の耐久消費財購入機会」で、前月比12.8ポイント上昇の108.9ポイントだった。上昇は3カ月連続。耐久消費財は▽不動産▽自動車・二輪車▽3C(コンピューター、通信、家電)製品──などを指す。

この他、「今後半年間の家庭経済」は前月比2.5ポイント上昇の84.1ポイント、「今後半年間の台湾経済景気」は2.2ポイント上昇の84.85ポイントだった。
「今後半年間の物価水準」は38.85ポイントで横ばいだった。
「今後半年間の就業機会」は前月比2ポイント下落の71.3ポイントで、2010年3月以来の最低を記録した。減少幅が最も大きかったのは「今後半年間の株式投資機会」で4.1ポイント下落の40ポイントだった。
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