ニュース 電子 作成日:2020年9月7日_記事番号:T00091967
市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)傘下のウィッツビュー・テクノロジーによると、9月のテレビ用パネル価格は前月比で最大8%上昇するとみられる。テレビ用パネルの出荷は6月から顕著に回復しているが、情報技術(IT)製品向けの需要の高止まりにより生産能力の拡大幅が限られているためだ。7日付工商時報が報じた。
サイズ別の上昇幅予測は▽32インチ・43インチ・55インチ、7~8%上昇▽65インチ、3~4%上昇▽75インチ、1~2%上昇──。32インチ・43インチ・55インチの第3四半期通期の上昇幅は30%に達する見通しだ。
邱宇彬・研究部副総経理は、第3四半期に比べて10月の上昇幅は落ち着くと予測した。パネル価格が過度に上昇した場合、テレビブランドが製品価格に反映させ、年末商戦の値引き幅が縮小し、売れ行きに影響するためだ。
ウィッツビューの予測によると、IT製品用パネルの価格は、ノートパソコンの需要旺盛が続いていることから、2~3%上昇する。モニター用パネル向けは横ばいとした。
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