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作成日：2008年7月30日_記事番号：T00009199
光ディスクの中環、８月に１割値上げへ
光ディスク最大手の中環（ＣＭＣマグネティクス）は29日、８月からＣＤ－ＲとＤＶＤ－Ｒディスク価格を１割値上げすると発表した。光ディスク業界の値上げは３年ぶり。30日付工商時報などが報じた。
中環は値上げの理由として、▽光ディスク業界の景気低迷と過度の競争で供給過剰となり、中小メーカーが淘汰された▽原料価格の高騰と台湾元レートの上昇で、コストが増加した▽第３四半期からハイシーズンに入り、需要が増える──の３点を挙げた。値上げについては既に顧客の同意を得ており、下半期の業績は上半期を上回ると予測している。
大手のライ徳科技（ライは金へんに来、ライテック）は市場の状況次第で値上げの可能性もあるとしている。国碩科技（ギガストレージ）は、ＤＶＤ－Ｒの需要が増えているとみているが、現在のところ値上げの計画はないという。
