経済部の７日発表によると、１～７月の会社設立登記数は２万4,543件で、前年同期比1.5％増加した。経済部関係者は、新型コロナウイルス感染症流行を受け、年初に企業による「減班休息」（景気を理由とした労働時間削減。いわゆる「無給休暇」。実際には有給を含む）や人員削減実施が相次いだことで、起業が後押しされたと分析した。８日付経済日報が報じた。
業種別では、▽専門家・科学・技術サービス業、22.4％▽製造業、16.8％▽建築業、13.7％──の順だった。専門家・科学・技術サービス業は、▽法律▽会計事務所▽建築測量▽広告▽工業デザイン▽研究開発（Ｒ＆Ｄ）コンサルティング──などの技術サービス業が幅広く含まれる。
県市別では、▽台北市、6,039件▽新北市、4,235件▽台中市、4,203件──の順だった。
７月末時点の会社登記数は前年同期比0.9％増の71万2,156件で、過去最高だった。１～７月の会社登記廃止数は１万7,939件で、15.8％減だった。
