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台プラ4社の8月売上高、6%減【表】


ニュース 石油・化学 作成日:2020年9月8日_記事番号:T00091996

台プラ4社の8月売上高、6%減【表】

 台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社が7日発表した8月売上高合計は859億8,600万台湾元(約3,100億円)で、前月比6%減、前年同月比27.9%減だった。8日付工商時報が報じた。

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 各社の売上高は▽台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)、146億2,200万元(前月比7%減、前年同月比13.7%減)▽南亜塑膠工業(南亜プラスチックス、南亜プラ)、222億1,000万元(前月比2.1%増、前年同月比6.6%減)▽台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)、189億8,400万元(前月比7.2%減、前年同月比24.4%減)▽台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル、台塑化)、301億7,000万元(前月比10%減、前年同月比43.6%減)──だった。

 今後について4社は、▽主要経済体で景気が徐々に底を抜け出す▽中国で長江流域の深刻な洪水被害からの復興需要が高まる▽米国でのハリケーン「ローラ」襲来を受けた現地石化メーカーの減産でアジア向け供給が減少し、価格を押し上げる──と予測した。これにより9月の売上高、需要期を迎える第4四半期の成長を見込む。