ノートパソコン受託生産大手の緯創資通（ウィストロン）が８日発表した８月連結売上高は700億1,200万台湾元（約2,500億円）で、前月比10.8％減、前年同月比0.1％減だった。９日付経済日報が報じた。
８月のノートＰＣ出荷台数は160万台で、前月比10万台減少した。サーバーは22万台で、３万台減少した。デスクトップＰＣとモニターはいずれも80万台で、前月並みだった。
１～８月連結売上高は、前年同期比0.9％減の5,433億5,700万元で、同期として過去２番目に高かった。
ウィストロンは、９月のノートＰＣとサーバーの出荷台数が前月比で小幅成長すると予測した。第３四半期の出荷台数予測は▽ノートＰＣ、前期比１桁減（従来予測は５～10％減）▽サーバー、増加▽デスクトップＰＣ、微減──とした。
