ニュース 電子 作成日:2020年9月10日_記事番号:T00092033
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)傘下の世界先進積体電路(VIS)が9日発表した8月連結売上高は前月比2.7%増、前年同月比21.4%増の27億8,400万台湾元(約100億円)で、過去3番目の高水準だった。10日付経済日報が報じた。
方略董事長は先月、テレワーク(リモートワーク、在宅勤務)向けや第5世代移動通信(5G)設備向けに、▽電源管理IC(PMIC、パワーマネジメントIC)▽パネル用ドライバIC▽ディスクリート(個別半導体)──の需要が急増し、同社の8インチウエハー工場は来年いっぱい供給不足が続くと予測していた。顧客と8インチでの受託生産価格の引き上げを交渉中だ。
米政府が中国のファウンドリー最大手、中芯国際集成電路製造(SMIC)を貿易制裁リストに加えるとの観測に対し、業界ではTSMC、VIS、聯華電子(UMC)にとって好材料とみられている。
VISの1~8月連結売上高は215億6,400万元で、前年同期比15.9%増だった。
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