ノートパソコン受託生産大手、広達電脳（クアンタ・コンピューター）が９日発表した８月連結売上高は、前月比2.6％減、前年同月比15.4％増の1,060億4,600万台湾元（約3,800億円）で、７月に次いで年初来で２番目の高水準だった。新型コロナウイルス感染症のパンデミック（世界的大流行）によるオンライン学習の広がりにより、グーグルの基本ソフト（ＯＳ）「クロームＯＳ」搭載ノートＰＣ「クロームブック」の需要が好調だった。10日付経済日報などが報じた。
８月のノートＰＣ出荷台数は630万台で前月比12.5％増、前年同月の２倍以上、過去最高を記録した。
１～８月連結売上高は6,754億5,300万元で前年同期比5.2％増だった。１～８月累計のノートＰＣ出荷台数は3,370万台で54.6％増だった。
クアンタは、第３四半期のノートＰＣ出荷台数1,800万台を目標に掲げている。
