ニュース 社会 作成日:2020年9月11日_記事番号:T00092068
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は11日、フィリピンから入境した2人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。うち1人はフィリピン籍30代女性(第497例)で、妊娠していた。香港経由で8月30日に台湾に入境。集中検疫所での外出制限期間中の9月10日に、出産のため医療機関に搬送された際にウイルス検査を受け、感染が判明した。同行した家族と、出産した新生児が濃厚接触者で、今後ウイルス検査を実施する。
もう1人は台湾籍60代男性(第498例)で、1月から仕事でフィリピンに滞在しており、7月14日に症状が出て、現地で感染が確認された。その後、2回陰性が確認されたため、8月8日に退院していた。
台湾での感染確認者は累計498人。このうち、海外で感染したとみられる輸入症例が406人、台湾での域内感染が55人、海軍の敦睦遠航訓練支隊の集団感染が36人、感染経路不明が1人。死者は7人で、475人が隔離を解除され、16人が入院中だ。
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