米エヌビディアの新世代ゲーム用グラフィックスプロセッサー（ＧＰＵ）「GeForce RTX 3080」を搭載したビデオカードが17日に発売されるが、各販売店の入荷枚数が非常に限られており、当面は品不足が続くと懸念されている。業界関係者は、ビデオカード新製品は電源管理ＩＣ（ＰＭＩＣ、パワーマネジメントＩＣ）などの供給不足で生産時間が約２～３週間延びており、第４四半期にならないと状況が改善しないとの見方を示した。16日付工商時報が報じた。
販売業者によると、中国での初回入荷分は数千枚にとどまっているようだ。
台湾のブランドでは▽華碩電脳（ＡＳＵＳ）▽微星科技（マイクロスター・インターナショナル、ＭＳＩ）▽技嘉科技（ギガバイト・テクノロジー）──などがRTX 3080搭載ビデオカードを販売する。
各社は一部の主要市場で、ハイエンドのマザーボード購入者に優先的にRTX 3080搭載ビデオカードを販売するキャンペーンを実施している。
