百貨店最大手、新光三越百貨は、10月１日から台北南西店（中山区）など６店舗で、周年慶（創業祭）セールを開始する。新光三越の李淑娟北区副総経理は、セール期間中の売上高は前年比１％増の200億台湾元（約720億円）を目指すと述べた。17日付工商時報が報じた。
10月１日に周年慶セールを開始するのは、台北南西店の他、▽桃園駅前店（桃園市桃園区）▽台中中港店（台中市西屯区）▽嘉義垂楊店（嘉義市西区）▽台南中山店（台南市中西区）▽高雄三多店（高雄市前鎮区）──。
孫紹堃販促部協理は、今年の周年慶セールは、中秋節（旧暦８月15日、今年は10月１日）と国慶日（10月10日）の連休に加え、海外旅行に行けない分、台湾での消費が増えると見込む。同社の１～８月売上高は前年同期比３％減少したが、業界平均よりはよかったと指摘。３～４月は新型コロナウイルスで打撃を受けたが、５月から客足が徐々に回復し、７～８月は提携クレジットカードの優待キャンペーンによって売上高は13％成長したと説明した。
