ニュース 政治 作成日:2020年9月21日_記事番号:T00092250
李登輝元総統の告別式に出席するため、弔問団を率いて訪台した森喜朗元首相は18日、総統府で蔡英文総統と会見し、森元首相は日本の菅義偉新首相が「(蔡総統との)電話会談を行う機会があることを希望している」と発言した。日台首脳による電話会談が実現すれば、1972年の日台断交以来初となる。21日付中国時報などが伝えた。
森元首相(左4)と蔡総統(左5)は会見で、東京五輪の日本と台湾の代表のユニフォームを交換した(総統府リリースより)
森元首相は8月9日にも李元総統の弔問のため訪台している。森元首相は「今回も安倍前首相の依頼を受けて来た。自分の人生は長くないかもしれず、人生で最後の訪台かもしれないと思い、喜んで引き受けた」と説明した。
菅首相は17日に森元首相に直接電話をかけ、蔡総統へのメッセージを託し、日台交流が順調に進むことを希望すると表明したという。
蔡総統は「過去数年来、台日の友好パートナーシップ関係は官民を問わずにレベルアップしてきた。台湾の市民を代表し、菅首相に対し、新内閣への祝意を伝えたい。安倍前首相による任期中の台日関係進展に対する貢献にも非常に感謝している」と述べた。
ただ、電話会談について、蔡総統は20日、「現時点で計画はない。双方は随時協力関係を維持し、問題があれば話し合いを行う。日本側との意思疎通を続けていく」と語った。
一方、中国外交部の王文斌報道官は「日本側に既に説明を求めた。日本側はメディアが報じたようなことは絶対に起きないと明確に表明した」と発言した。
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