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クアルコム、SMICから台湾に転注か


ニュース 電子 作成日:2020年9月23日_記事番号:T00092276

クアルコム、SMICから台湾に転注か

 23日付経済日報によると、中国のファウンドリー最大手の中芯国際集成電路製造(SMIC)が米国の貿易制裁リスト入りする可能性があることから、クアルコムはSMICに生産を委託している半導体の発注先を▽台湾積体電路製造(TSMC)▽聯華電子(UMC)▽世界先進積体電路(VIS)──の3社に切り替えているようだ。3社はノーコメントだ。

 サプライチェーン関係者によると、SMICはクアルコム向けに0.18マイクロメートル製造プロセスで電源管理IC(PMIC、パワーマネジメントIC)、28/14ナノプロセスでモバイル端末用プロセッサーを生産している。クアルコムはSMICの三大顧客の1社で、売上高の約13%を占める。

 台湾のファウンドリー3社は現在フル稼働とされ、クアルコムからの新規受注に対応するとなれば、各社の供給がさらに逼迫(ひっぱく)し、受託生産価格がさらに上昇するほか、中小のIC設計会社が十分な生産能力を確保するのがより困難になると予想されている。