ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2020年9月25日_記事番号:T00092327
中国鋼鉄(CSC)傘下の中鴻鋼鉄は24日、10月の台湾域内向け製品価格を1トン当たり1,000台湾元(約3,600円)引き上げると発表した。4カ月連続の値上げだ。25日付工商時報が報じた。
劉敏雄董事長は価格引き上げの理由を、▽欧米市場の販売量増加、価格上昇▽欧米や中国、インドの自動車産業回復▽需要期到来──などと説明した。
加工メーカーは、上昇幅が大きすぎ、鋼鉄価格はすぐにもピークを迎え、下落し始めるとの見方を示した。
中鴻鋼鉄は、10~12月の輸出向け製品価格を1トン当たり25~30米ドル引き上げた。
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