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台湾投資支援プラン、新たに3社17億元を承認


ニュース その他分野 作成日:2020年9月25日_記事番号:T00092340

台湾投資支援プラン、新たに3社17億元を承認

 経済部主導の投資台湾事務所(インベスト台湾)は24日、台商(海外で事業展開する台湾系企業)のUターン投資を促進する「歓迎台商回台投資行動方案」で2社、台湾残留投資支援プラン「根留台湾企業加速投資行動方案」で1社、合計17億台湾元(約61億円)の投資計画を新たに承認した。25日付自由時報が報じた。

 Uターン投資プランでは、ハイエンドの半導体用ターゲット材を製造する光洋応用材料科技(ソーラー・アプライド・マテリアル・テクノロジー)が南部科学園区(南科)に大型半導体用ターゲット材成型センターを10億元を投じて建設する。2021年第2四半期に完成予定だ。

 鋳型製造の嘉鋼精密工業は新工場設置、設備購入に2億元を投じる。

 残留投資支援プランでは、自転車用ホイール世界最大手の亜猟士科技(ALEXRIMS、アレックスリム)が台南市山上区の山上工業区にスマート生産ライン工場を建設する。投資額は5億元。

 これまでに「歓迎台商回台投資行動方案」、「根留台湾企業加速投資行動方案」、中小企業に対する投資支援プラン「中小企業加速投資行動方案」を合わせた三大投資プランの承認額は、累計1兆1,154億元となった。承認企業数は累計663社で、就業機会9万3,000件の創出が見込まれる。