海運大手の万海航運（ワンハイラインズ）は28日、コンテナ３万9,500個を購入すると発表した。既存コンテナの刷新と需要への対応が理由だ。購入額は１億600万米ドルに上る見通し。29日付経済日報が報じた。
ワンハイラインズはここ３年、毎年４万個規模のコンテナ購入を行っている。
今年は中東、紅海航路が好調な上、６～７月に運航を再開した北米航路の需要が強い。北米航路には約5,000TEU（20フィートコンテナ換算）の船舶を投入しており、満載が続いている。
ワンハイラインズはコンテナ海運世界12位、台湾３位で、近距離航路では台湾最多の95隻を持つ。今年上半期の航路別の売上高構成比は▽アジア近距離、67.6％▽中東・インド、20.6％▽南米、6.6％▽北米、5.2％──。
