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8月製造業景気信号、「後退傾向」に改善【図】


ニュース その他製造 作成日:2020年9月30日_記事番号:T00092427

8月製造業景気信号、「後退傾向」に改善【図】

 台湾経済研究院(台経院、TIER)が29日発表した8月の製造業景気信号指数は11ポイントで、前月比1.03ポイント上昇した。製造業景気信号は6カ月ぶりに「黄青(後退傾向)」に回復した。台経院景気予測センターは、2カ月連続で指数が上昇しており、企業も前回より楽観的で、製造業の景気回復は明らかだと指摘した。30日付工商時報が報じた。

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 製造業景気信号指数を構成する5項目のうち、▽経営環境(0.8ポイント上昇)▽原材料投入(0.54ポイント上昇)▽需要(0.04ポイント上昇)──は上昇した。販売価格は0.35ポイント下落した。コストは前月と同じだった。

 産業別では、コンピューター・電子製品・光学製品の景気信号は2カ月連続の「緑(安定)」、電子部品業も2カ月連続の「緑」だった。電子製品の需要期に加え、米国の輸出規制強化前の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)による駆け込み需要を反映した。

 各産業の景気信号が製造業生産額に占める割合は▽青(後退)、52.01%(前月比10.79ポイント下落)▽黄青、22.76%(6.84ポイント上昇)▽緑、24.22%(2.94ポイント上昇)▽黄赤、1.01%(1.01ポイント上昇)▽赤(過熱)、0%(横ばい)──だった。