中華経済研究院（中経院、ＣＩＥＲ）が５日発表した９月の製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ）は前月比1.7ポイント上昇の57.7で、３カ月連続で50を上回る「景気拡大局面」だった。６日付経済日報が報じた。
六大産業のうち、電力・機械設備のＰＭＩは51（前月比1.8ポイント上昇）と、１年５カ月ぶりに景気拡大局面に転じた。この他、▽交通設備、66.1（8.2ポイント上昇）▽電子・光学、62.4（4.6ポイント上昇）▽食品・紡織、61（3.6ポイント上昇）▽化学・バイオ医療、57.8（3.3ポイント上昇）▽基礎原材料、56.9（２ポイント上昇）──と、六大産業全てが景気拡大局面だった。
ＰＭＩを構成する主要５項目のうち、▽サプライヤー納期、58.7（前月比3.6ポイント上昇）▽在庫、53.3（2.7ポイント上昇）▽生産高、61.3（2.1ポイント上昇）▽雇用、54（1.5ポイント上昇）──が上昇した。一方、新規受注は61.4と1.1ポイント下落した。
９月の非製造業総合指数（ＮＭＩ）は55.6で前月比3.8ポイント下落した。
