ニュース 金融 作成日:2020年10月8日_記事番号:T00092516
中央銀行(中銀)が7日発表した9月末時点の外貨準備高は4,995億9,800万米ドルで、前月比14億2,900万米ドル増加し、1年4カ月連続で過去最高を更新した。8日付工商時報が報じた。

顔輝煌外匯局長(為替局長)は外貨準備高の変動理由として、▽外貨の投資運用益▽ユーロなどの対米ドルレート下落▽中銀の介入──を挙げた。
対米ドルレートで▽英ポンド、3.73%下落▽オーストラリアドル、3.13%下落▽ユーロ、1.35%下落──と下落した。一方、▽人民元、0.63%上昇▽日本円、0.19%上昇──は上昇した。
海外投資家が保有する台湾の株式、債権、台湾元建て預金の残高は、前月比49億米ドル増の計4,890億米ドルで、外貨準備高に占める割合は98%と、1ポイント上昇した。
世界主要国・地域別の外貨準備高で台湾は5位だった。1~4位は▽中国、3兆1,426億米ドル(9月末)▽日本、1兆3,088億米ドル(9月末)▽スイス、9,398億米ドル(8月末)▽インド、4,999億米ドル(9月20日の概算値)──だった。
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