ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業（コンパル・エレクトロニクス）が８日発表した９月連結売上高は、前月比13.77％増、前年同月比1.33％減の955億1,700万台湾元（約3,500億円）と、今年の最高だった。グーグルの基本ソフト（ＯＳ）搭載のノートパソコン「クロームブック」などノートＰＣ出荷台数の回復や、ＰＣ以外の製品の需要期入りが貢献した。９日付工商時報などが報じた。
９月のノートＰＣ出荷台数は前月比17.1％増、前年同月比2.38％減の410万台だった。
ＰＣ以外では、アップルの腕時計型ウエアラブル（装着型）端末の新製品、Apple Watch（アップルウオッチ）の出荷開始や、グーグルのスマートフォン「ピクセル４ａ」や「ピクセル４ａ」第５世代移動通信（５Ｇ）モデルなどが貢献した。
