ニュース 石油・化学 作成日:2020年10月12日_記事番号:T00092557
台塑集団(台湾プラスチックグループ)が8日発表した主要4社の第3四半期純利益は前年同期比2%増の498億台湾元(約1,840億円)で、前期の赤字60億元から黒字転換した。国際原油価格回復、石化製品のオファー価格上昇などが貢献した。10日付経済日報が報じた。

このうち、台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル、台塑化)の純利益は前年同期比27.3%増の158億5,000万元で、前期の赤字86億5,000万元から黒字転換した。台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)は132億4,000万元で、前期の11.58倍に増加、前年同期比4.2%増加した。南亜塑膠工業(南亜プラスチックス、南亜プラ)は103億5,000万元で、前期の4.78倍に増加、前年同期比29.2%増加した。台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)は前年同期比34%減の103億5,000万元で、前期の赤字から黒字転換した。
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