ニュース その他分野 作成日:2020年10月12日_記事番号:T00092567
行政院主計総処が8日発表した9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比0.58%下落と、8カ月連続で下落した。国際原油価格の下落を受けたガソリン代の下落、新型コロナウイルス感染症の流行を受けた宿泊費や団体ツアー旅行費の下落などが理由だ。9日付中国時報が報じた。

ガソリン代は前年同月比16.49%下落した。宿泊費は12.24%下落、団体ツアー旅行費は4.88%下落した。一方、航空券は3.26%上昇と、上昇に転じた。
また、ニンニクの価格が前年同月の2倍に上昇した。上昇幅は1998年10月以来で最大だった。輸入量が47%落ち込んだことなどが要因だ。
主計総処綜合統計処の邱淑純専門委員は、野菜・果物とエネルギーを除いたコアCPIが前年同月比0.25%上昇しており、デフレの懸念はないと指摘した。
9月の卸売物価指数(WPI)は前年同月比8.12%下落と、1年5カ月連続の下落だった。
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