対話アプリ「ＬＩＮＥ（ライン）」のモバイル決済サービス「LINE Pay（ラインペイ）」の13日発表によると、ラインペイ利用者数は９月末時点で840万人に上った。2.8人に１人が使用している計算だ。14日付工商時報が報じた。
ラインペイの加盟店は台湾全土で24万店と、前年同期比67％増えた（13日＝中央社）
第１～３四半期利用件数は8,510万件で前年同期比84％増、利用額は356億台湾元（約1,300億円）で84％増だった。
金融監督管理委員会（金管会）の統計によると、交通系ＩＣカード「一卡通（Ｉパスカード）」と提携する「LINE Pay Money（ラインペイマネー）」の利用者数は266万人だった。１～８月利用額は66億元で、前年同期の7.7倍に増加した。伸び幅はモバイル決済で首位だった。ユーザー間の送金回数は、１カ月当たり延べ93万回以上に増えており、第４四半期には100万回を突破する見込みだ。
