ニュース その他分野 作成日:2020年11月10日_記事番号:T00093060
財政部統計処が9日発表した10月の輸出総額は、前月比4.9%増、前年同月比11.2%増の322億3,200万米ドルで、過去最高を更新した。財政部は、10月23日発売のアップルの第5世代移動通信(5G)対応スマートフォンiPhone12向けが主因だと説明した。10日付経済日報などが報じた。

10月は中秋節(旧暦8月15日、2020年は10月1日)と双十節(10月10日)連休により稼働日が少なかったにも関わらず、3カ月連続の300億米ドル台だった。
製品別では、半導体など電子部品は前年同月比21.8%増の129億7,200万米ドルと、前月に次ぐ過去2番目の高水準で、9カ月連続の2桁成長だった。
情報通信・オーディオ製品は前年同月比20.8%増の46億3,700万米ドルで、過去最高だった。巣ごもり消費が貢献した。
パネルなど光学器材は前年同月比14.2%増の11億3,400万米ドルだった。パネル需要が旺盛で、オファー価格が上昇したためだ。
従来型産業も回復
従来型産業では、▽卑金属(ベースメタル)、23億3,800万米ドル(前年同月比0.9%増)▽機械、19億3,600万米ドル(1.8%増)▽化学品、15億100万米ドル(0.4%増)──と、22~23カ月続いたマイナス成長からプラス成長に転じた。
統計処は、機械業界は中国や米国向けが多く、主にボールベアリングや半導体設備が増加したと指摘した。
米国向け、過去最高
主要輸出先別では、中国(香港含む)は、前年同月比16.9%増の141億9,400万米ドルで、7カ月連続の2桁成長だった。米国は前年同月比21.4%増の48億1,400万米ドルと、過去1年2カ月で最大の伸び幅で、過去最高を更新した。
日本は、前年同月比4.8%増の21億5,500万米ドルで過去最高、5カ月ぶりにプラス成長に転じた。
▽東南アジア諸国連合(ASEAN)、48億3,800万米ドル(前年同月比2.6%増)▽欧州、26億米ドル(6.3%増)──もプラス成長に転じた。
貿易黒字、過去最高
10月の輸入総額は247億6,900万米ドルで前月比5.1%増、前年同月比1%減だった。
輸出総額から輸入総額を差し引いた貿易収支は74億6,300万米ドルの黒字で、過去最高だった。1~10月の貿易収支は477億8,000万米ドルの黒字で、同期として過去最高だった。
11月5~8%増予測
統計処は、11月の輸出総額は前年同月比5~8%増と予測した。iPhone12の販売好調、アップルのプロセッサー「A14」を受託生産するファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が通年の売上高見通しを前年比30%増に上方修正したことが理由だ。
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