ニュース 医薬 作成日:2020年11月11日_記事番号:T00093090
米製薬大手のファイザーが独ビオンテック(BNT)と共同開発中の新型コロナウイルスのワクチンについて中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)の荘人祥報道官は10日、台湾も来年第1四半期にファイザーの新型コロナウイルスワクチンを獲得できる可能性があると語った。今年の予算編成115億5,000万台湾元(約430億円)は海外のワクチン調達を優先し、1,500万本以上に相当すると述べた。11日付経済日報などが報じた。
荘報道官は、予算案115億5,000万元を立法院に提出しており、ワクチン共同購入の国際的な枠組み「COVAX(コバックス)ファシリティー」を通じての調達は、ファイザー以外に、英アストラゼネカと米モデルナのワクチンも対象だと語った。
荘報道官は、新型コロナウイルスワクチン接種が必要な人口は1,500万人で、1人当たり2回の接種が必要なため、3,000万本が必要と述べた。政府の調達政策は、まず海外からの調達、続いて台湾メーカーの支援だと説明した。
一方、感染症の権威、台湾大学医学院附設医院(台大医院)児童医院の黄立民院長は、200~300本しか確保できず、接種開始は早くても来年下半期との悲観的な見方を示した。
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