ニュース 医薬 作成日:2020年11月18日_記事番号:T00093216
感染症対策本部の中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は17日、新型コロナウイルスのワクチンについて、▽ワクチン共同購入の国際的な枠組み「COVAX(コバックス)ファシリティー」▽海外メーカーとの直接交渉▽台湾製ワクチン──という3つの方法で調達を目指し、来年半ばまでに接種が可能との見通しを示した。18日付蘋果日報などが報じた。
荘報道官は、指揮センターは複数のメーカーと交渉中だと明らかにした(17日=中央社)
荘人祥報道官は、接種は来年半ばより前となる可能性が比較的高いが、今後も従来予定の第1四半期の接種開始を目指して交渉を進めると説明した。指揮センターは10日、来年第1四半期の海外メーカー製ワクチン調達の可能性を示唆していた。
荘報道官は、当初の調達目標は1,500万本で、115億5,000万台湾元(約420億円)の予算を組んでおり、1本当たり約700元と説明した。
指揮官の陳時中衛生福利部(衛福部)長は米製薬会社モデルナが開発したワクチンについて、現在のところコバックスのリストに入っておらず、指揮センターが個別に交渉を進めるが、いつ調達できるかは未定だと説明した。
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