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ロトくじ不調、台湾彩券が半額減資


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年8月7日_記事番号:T00009369

ロトくじ不調、台湾彩券が半額減資


 ロトくじやスポーツくじの販売不振を受けて、台湾彩券は6日、通年の売上目標を下方修正するとともに半額減資を決定した。資本金10億台湾元(約35億6,000万円)のうち5億元を親会社の中国信託金融控股に返還し、中信金の自己資本充足率向上に役立てる。7日付経済日報が報じた。

 台湾彩券では販売不振の理由について、「不景気で消費者が不要な支出を削減した影響だ。スポーツくじもインターネット販売の開始が遅れており、伸びていない」としている。このため、現在の資本金は多すぎて使い切れないとして、半額減資を決定した。

 通年の売上目標は、当初の755億元から720億~730億元の水準に修正した。スポーツくじの今年の目標売上高は107億元だが、達成できる可能性は非常に低いという。