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中美晶、36カ月連続で売上高過去最高


ニュース その他製造 作成日:2008年8月7日_記事番号:T00009372

中美晶、36カ月連続で売上高過去最高


 太陽電池用シリコンウエハーの中美矽晶電子(シノアメリカン・シリコン・プロダクツ)は6日、7月の売上高が7億8,600万台湾元(約28億円)となり、36カ月連続で過去最高を更新した。これは台湾株式市場の上場企業でも過去最高の記録だ。7日付経済日報が報じた。

 中美矽晶は7月、台湾での売上高が引き続き成長したほか、半導体エピタキシャルウエハーの米グロービテックへの出資などを加算した連結売上高も前年同月比60%増の9億5,800万元で過去最高となった。なお1~7月の売上高は59億6,700万元で、前年同期比62%増。

 中美矽晶によると、下半期は契約している原料が相次いで到着するほか、原料の自力調達比率も上昇する見込みだ。現段階で設備稼働率は高い水準を維持しているが、受託生産業務が急速に拡大しており、生産ラインは下半期、単結晶、多結晶ともに逼迫(ひっぱく)状態となる見通しだ。

 台湾の太陽エネルギー関連の上場・店頭公開企業は7月、ほとんどが過去最高の売上高を記録しており、同市場の好調さを裏付けている。