化学品メーカー、三福化工の蔡介栄総経理は、ベトナム北部のハイフォン市で建設中の新工場について、化学材料工場は来年第１四半期に完成、ガス工場は来年第２四半期に稼働予定と明らかにした。18日付経済日報が報じた。
三福化工は2018年にハイフォンでの新工場建設を発表した。化学材料工場は主に太陽電池メーカー向けで、年産能力は3,200トンを計画。ガス工場は▽液化窒素▽窒素ガス▽液化酸素▽液化アルゴン──などを生産する。
蔡総経理は、量産開始の１年半後に稼働率は７割以上に達すると予測した。また、フル稼働となれば、約５億台湾元（約18億4,000万円）の年産額が見込めると説明した。
