半導体パッケージング・テスティング（封止・検査）最大手、日月光投資控股（ＡＳＥテクノロジー・ホールディング、ＡＳＥＨ）は18日と21日、高雄工場と中壢工場（桃園市）の一般従業員に対し、来年１月１日付で平均３～５％の賃上げを行うと発表した。経済日報電子版などが報じた。
ＡＳＥＨの高雄Ｋ11工場は19日、今年最後の大型採用イベントを開催した（同社提供）
また、高雄工場と中壢工場の一般従業員に対し、春節（旧正月、2021年は２月12日）ボーナス（年終奨金）に１人当たり１万台湾元（約３万6,600円）を上乗せして支給すると発表した。このほか、新型コロナウイルスの感染リスクを考慮し、春節前に行う尾牙（忘年会）を取りやめ、代わりに１人当たりそれぞれ1,000元、2,500元を支給する。
高雄工場は来年3,600人以上を採用、中壢工場は1,000人を採用する計画だ。
