ニュース その他分野 作成日:2020年12月22日_記事番号:T00093810
国泰金融控股(キャセイ・フィナンシャル・ホールディングス)が21日発表した調査によると、春節ボーナス(年終奨金)支給月数は1カ月未満と予想した人は前年比4.2ポイント上昇の41.3%と、調査開始以来で最も高かった。調査は12月1~7日に同社の顧客を対象に実施し、有効回答件数は2万6,829件だった。22日付工商時報などが報じた。

支給月数1~3カ月と予想した人は52.7%で前年比2.9ポイント下落した。支給月数3カ月以上は6%で1.3ポイント下落した。
また、来年の経常性給与(賞与、残業手当などを含まない基本賃金)が増えると予想した人は27.7%で前年比4.6ポイント下落した。経常性給与が減ると予想した人は10.7%で2.7%上昇した。
景気現況楽観、過去5年で最高
一方、同社の12月の国民経済信心調査(庶民指標)によると、過去半年間と現在を比べた景気現況楽観指数は22.4ポイントで前月比13.8ポイント上昇し、過去5年7カ月で最高だった。今後半年の景気見通しを示す景気展望楽観指数は16.6ポイントと前月比13.5ポイント上昇した。
株式市場楽観指数は18.3ポイントで、前月比20.6ポイント上昇した。
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