アップルの最新スマートフォン、iPhone12シリーズの組み立てを手掛ける鴻海精密工業傘下の中国・河南省鄭州工場では、春節（旧正月、2021年は２月12日）連休期間に出勤した従業員に2,000人民元（約３万2,000円）、３月末まで在籍した場合6,500人民元、合計8,500人民元を支給することで、労働力を確保するようだ。26日付経済日報が報じた。
鄭州工場は、iPhoneの重要な生産拠点だ。組み立てを手掛けるハイエンドモデルは販売好調で品不足に陥っており、春節連休期間も高い稼働率を維持する必要がある。
外電の報道によると、アップルは鴻海精密工業や和碩聯合科技（ペガトロン）など組み立てメーカーに対し、iPhone12の追加発注を行ったとされ、来年第１四半期の出荷台数は5,100万台に上ると予想されている。
