ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2020年12月29日_記事番号:T00093930
電炉メーカー大手、豊興鋼鉄は28日、域内向け鉄筋価格を1トン当たり900台湾元(約3,300円)引き上げた。値上げは6週連続。同社は、原料の鉄スクラップの国際価格上昇が続いているためと説明した。29日付工商時報が報じた。
値上げ後の鉄筋価格は1トン当たり1万9,500元。形鋼は2万2,800元で据え置いた。
鉄スクラップ買い取り価格は1トン当たり1万900元へと、600元引き上げた。
豊興鋼鉄に追随し、▽東和鋼鉄企業(東鋼)▽威致鋼鉄工業▽海光企業──は同日、鉄筋価格を1トン当たり1万8,900~1万9,000元へと引き上げた。
また東鋼は同日、H形鋼の2021年1月価格を1トン当たり1,100元引き上げた。中国鋼鉄(CSC)傘下の中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)も値上げするとみられる。
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