ニュース その他分野 作成日:2020年12月29日_記事番号:T00093940
中央大学台湾経済発展研究中心(台経中心、RCTED)が28日発表した12月の消費者信頼感指数(CCI)は70.9ポイントで、前月比2ポイント下落した。中央大学経済系の姚睿教授は、4カ月連続で40ポイントに届かず、長期平均値の73ポイントを下回っていることから、十分には回復していないと指摘した。29日付工商時報が報じた。

CCIを構成する6項目のうち、4項目が下落した。下落幅が最大となったのは「今後半年間の耐久消費財購入機会」で、前月比13.55ポイント下落し、111.65ポイントだった。「今後半年間の就業機会」は2.85ポイント下落の61.95ポイントで、2番目に下落幅が大きかった。続いて、▽今後半年間の台湾経済景気、84.9ポイント(0.35ポイント下落)▽今後半年間の物価水準、41.15ポイント(0.2ポイント下落)──だった。

一方、2項目が前月比で上昇した。上昇幅が最大だったのは「今後半年間の株式投資機会」で、前月比3.4ポイント上昇の38.6ポイントとなった。「今後半年間の家庭経済状況」は1.55ポイント上昇の87.15ポイントだった。
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