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《ワイズ横丁》コロナ終息祈願ツーリング、ハーレー17台が集結/台湾


ニュース 社会 作成日:2021年1月8日_記事番号:T00094065

《ワイズ横丁》コロナ終息祈願ツーリング、ハーレー17台が集結/台湾

 陣頭(道教廟のお祭りなどに演じられる太鼓や踊りなどのパフォーマンス)の公演活動を展開する九天民俗技芸団の許振栄団長は6日、新型コロナウイルス感染症流行の終息を祈願するため、大きな「三太子」(哪吒、道教などで崇められる少年神)の人形を乗せた3台を含む大型バイク、ハーレーダビッドソン17台で台湾各地12カ所の廟(びょう)を巡るツーリングに出発した。

/date/2021/01/08/19harley1_2.jpg三太子像を載せたハーレーは人目を引き、多くの人が親指を立てて賞賛を送った(7日=中央社)

 九天技芸団はもともと台中市大雅区大度山にある道教廟、九天霊修院(九天玄女廟)に所属する陣頭グループだったが、パフォーマンスを芸術の域に高め、1995年以降は台湾各地のみならず、日本や韓国、米国など海外にまで招かれて公演を行うようになった。

 同団体は2011年、サハラ砂漠を走破するウルトラマラソンに、メンバーが陣頭パフォーマンスで使用する三太子の人形をかぶって出場し、254キロメートルを完走する偉業を達成。その後、毎年7月に台湾を一周するウルトラマラソンを主催してきたことでも知られている。

 台湾一周マラソンは過去8年間、1度も休止することなく開催されてきたが、昨年は新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により中止に追い込まれた。

 九天技芸団創設者で、バイク好きとしても知られる許氏はコロナ終息を祈願するツーリングに出掛けることを決意。各地のバイク愛好家が賛同し、17台のハーレーが集結した。それぞれに三太子のフィギュアを乗せたほか、許氏の愛車を含む3台の後部シートには実際の陣頭パフォーマンスで使用する大きな三太子の人形を乗せ、6日に拠点とする九天霊修院を南へ向けて出発した。

 途中、▽台南市の南鯤鯓代天府▽屏東県の東港東隆宮▽高雄市の内門紫竹林寺紅面観音総廟▽台東市の知本北極宮▽宜蘭県の南方澳南天宮──など12カ所の廟に立ち寄りつつ、計1,300キロメートルを走破し、8日に帰還する予定だ。

 許氏は、もともと一人で実行する予定で、これほど多くのバイク仲間が集まってくれるとは思わなかったと語った。ここ数日は冷え込みが続いているが、「台湾らしい方法で世界と台湾の無事を祈りたい」との言葉とともにアクセルを回した。