ニュース 電子 作成日:2021年1月14日_記事番号:T00094181
受動部品大手、華新科技(ウォルシン・テクノロジー)が最大の生産拠点とする、中国・広東省東莞市の大朗工場で13日に火災が発生し、全面的に稼働を停止したもようだ。既に消火されたものの現時点で復旧見通しは立っていない。14日付工商時報が報じた。

ウォルシンは、火の手は生産ラインに及んでおらず、従業員にも死傷者は出ていないと説明。ただ大朗工場の面積は広く、調査に時間がかかるとして復旧時期は明らかにしなかった。
業界では、火災によりチップ抵抗器と積層セラミックコンデンサー(MLCC)の生産で共有する中間製造工程部分に被害が出たと伝えられており、同社のチップ抵抗器生産能力全体の12.5%が影響を受けるとの見方も出ている。
チップ抵抗器は現在、供給が逼迫(ひっぱく)しており、さらにウォルシンで火災が発生したことを受けて川下では調達先の切り替えを急いでいる。チップ抵抗器サプライヤーの旺詮(ラレック・エレクトロニック)は13日午後、納期が14週以上に伸びると顧客に通知した。
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