米アップルの携帯電話「iPhone」の新型モデ
ル「iPhone ３Ｇ」やノキアのタッチパネル式携帯電話端末に使用されるフレキシブル基板の調達拡大で、台湾の関連メーカー各社が恩恵を受ける見通しだ。８日付工商時報が伝えた。
「iPhone ３Ｇ」については、プリント基板の調達先が第２四半期中ごろに確定したのに続き、フレキシブル基板の調達先もほぼ決まったもようだ。アンテナ部分は台郡科技（フレキシウム・インターコネクト）、鴻勝科技、米M-Flex、マザーボードは鴻勝科技、正イ精密工業（フォックスリンク、イは山の下に威）、M-Flexが受注する見通しだ。
ノキアのフレキシブル基板調達先はこれまで日本企業が中心だったが、下半期以降はタッチパネル式携帯電話に積極参入するのに伴い、鴻勝科技からの調達に決めたもようだ。
フレキシブル銅箔基板はいずれも大半を台虹科技（タイフレックス・サイエンティフィック）が供給するとみられる。
