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CPC第4ナフサ刷新計画、28年に新プラント稼働へ/台湾


ニュース 石油・化学 作成日:2021年1月18日_記事番号:T00094240

CPC第4ナフサ刷新計画、28年に新プラント稼働へ/台湾

 台湾中油(CPC)は老朽化している第4ナフサ分解プラント(高雄市林園区、四軽)の刷新として、エチレンプラントと高付加価値型石化原料の生産ライン新設を計画している。投資額は823億台湾元(約3,040億円)。計画案は先日、経済部に提出され、2022年の環境影響評価(環境アセスメント)開始、25年の着工、28年の稼働を見込んでいる。17日付経済日報が報じた。

 刷新計画の背景には、▽1984年に操業を開始した第4ナフサの設備老朽化が進んでいる▽第5ナフサ分解プラント(通称五軽、高雄市楠梓区)の閉鎖によりエチレン年産能力が107万トンへと50万トン減少したことで、川下メーカーが供給不足分を輸入に頼っている──ことがある。

 計画では、CPCが購入した高雄市の中美和石油化学(CAPCO)旧工場跡地(約31ヘクタール)に年産能力100万トンのエチレンプラント新設後、第4ナフサを撤去する。これによりエチレン年産能力は172万トンへと従来から60%余り拡大し、川下メーカーの年間需要約140万トンを満たせるようになる。

 また、石化産業が集中する高雄市小港区の大林蒲地区を「新材料循環産業園区」として再開発する計画が進められていることを受け、CPCは林園プラントの遊休地にアルファオレフィン系原料など高付加価値型石化製品の生産ラインを設置する。