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12月輸出受注、初の600億ドル台【図】/台湾


ニュース その他分野 作成日:2021年1月21日_記事番号:T00094315

12月輸出受注、初の600億ドル台【図】/台湾

 経済部統計処が20日発表した昨年12月の輸出受注総額は前月比4.8%増、前年同月比38.3%増の605億5,000万米ドルで、初めて600億米ドル台に乗った。10カ月連続の前年同月比プラス成長で、2010年4月以来で最大の増加幅だった。新型コロナウイルス禍の巣ごもり消費やハイテク需要が貢献した。王美花経済部長は、21年の域内総生産(GDP)は4%成長も可能だと楽観した。21日付工商時報などが報じた。

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 製品別では、情報通信技術(ICT)製品は前月比7.8%減、前年同月比38.2%増の192億1,000万米ドルで、同月として過去最高だった。テレワーク(リモートワーク、在宅勤務)需要に加え、海外ブランドのスマートフォンの発売が例年より遅かったことが要因だ。

 半導体など電子製品は前月比12.2%増、前年同月比58.4%増の192億9,000万米ドルで、過去最高を更新した。11カ月連続の前年同月比2桁成長で、過去10年で最大の増加幅だった。

 パネルなど光学器材は25億4,000万米ドルで、前月比7%増、前年同月比37.7%増と、17年4月以来で最大の増加幅だった。巣ごもり消費で、▽テレビ▽ノートパソコン▽液晶モニター──用パネル需給が逼迫(ひっぱく)し、大型パネルのオファー価格が上昇したためだ。

 従来型産業は、▽機械、23億米ドル(前月比23.5%増、前年同月比29.7%増)▽ゴム・プラスチック製品、23億8,000万米ドル(前月比11.6%増、前年同月比27.5%増)▽化学品、18億7,000万米ドル(前月比21.8%増、前年同月比15.4%増)──で、2桁成長となった。化学品は25カ月ぶりにプラス成長に転じた。

 主要国・地域別では、首位が米国で、前年同月比40.5%増の178億5,000万米ドルだった。うち、ICT製品は39.3%増、電子製品は52%増だった。

 次いで▽中国・香港、160億3,000万米ドル(前年同月比54.3%増)▽欧州、135億1,000万米ドル(35%増)▽東南アジア諸国連合(ASEAN)、48億1,000万米ドル(31.3%増)▽日本、30億9,000万米ドル(31.2%増)──だった。

 20年の輸出受注総額は前年比10.1%増の5,336億6,000万米ドルで、過去最高だった。

海外生産比率、54%に上昇

 昨年12月の海外生産比率は54.9%で、前月比4.3ポイント下落、前年同月比1.3ポイント上昇した。20年通年では前年比1.5ポイント上昇の54%で、過去4年で最高だった。

 黄于玲統計処長は、今年1月の輸出受注総額は510億~525億米ドルと予測した。前月を10%以上下回り、前年同月比では44.5~48.7%増える見通しだ。比較対象となる20年1月は春節(旧正月、20年は1月25日、21年は2月12日)連休があったためだ。