ニュース 社会 作成日:2021年1月21日_記事番号:T00094329
新型コロナウイルスの域内感染発生を受け、内政部は20日、宗教団体や各地の廟(びょう)や寺院に対し、春節(旧正月、2021年は2月12日)前後の大型イベントを自粛するよう要請した。多くの廟が中止を決めており、祭礼用品の納品業者が悲鳴を上げている。
大甲鎮瀾宮は、定期的に消毒を行っている(20日=中央社)
政府の自粛要請を受けて、▽新北市の法鼓山(仏教寺院)▽台中市大甲区の大甲鎮瀾宮▽台南市の祀典大天后宮──などの寺院、廟が同日、大みそか(春節前夜)に当たる2月11日の「除夜の鐘」や「搶頭香」(新たな1年の幸福を願い、先を争って一番最初にお香をあげる行事)などの中止を決めた。
他にも多くの廟が春節の大型イベントの中止を発表した。この時期に例年、廟から▽金紙(神に供える紙のお金)▽普渡旗(お供え物を乗せる台に飾る紙の旗)▽春聯(春節に縁起の良い言葉を書いて戸口に張る赤い紙)▽福符(道教の儀式で用いる幸運を呼ぶとされるお札)──などの祭礼用品の注文を大量に受けている業者が大きな打撃を受ける見込みだ。
台南市中西区の祭礼用品販売店、栄元紙行の店主、楊太栄さんによると、例年、廟は普渡旗を少なくとも2,000~3,000本、多い時で1万本注文するという。春節のイベントが中止となれば、わずかな手付金は受け取れるものの、大量に用意した普渡旗の在庫を抱えることになり、保管したとしても、虫食いや湿気の問題に悩まされそうだと頭を抱えた。
ただ、企業や家庭、個人で使用する紅包(お年玉)袋や福符、春聯、飯春(春節にお供え物のご飯に差す紙製の花飾り)の売れ行きは好調で、特に春聯の購入が例年に比べ増えている。少しでも祭礼用品店の経営の支えになってほしいものだ。
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