ニュース 社会 作成日:2021年1月27日_記事番号:T00094429
新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生した桃園市の病院に勤務する医療従事者に対し、各界から感謝や声援が寄せられている。そんな中、一部の医療従事者からは、言葉の支援だけでなく、給与を増やすことで力を与えてほしいとの声が上がった。桃園市政府は26日、医療従事者が業務で新型コロナウイルスに感染した場合、10万台湾元(約37万円)の慰問金を支給すると発表した。
市民が日頃感じた不満を投稿するフェイスブック(FB)上のコミュニティー「爆怨公社」にこのほど、1人の看護師が、毎日リスクの高い場所で仕事をしているにもかかわらず、悲しいほど薄給だと不満をこぼした。その上で、病院の幹部は「がんばれ」や「ごくろうさま」といった言葉を掛けるだけでなく、ちょっと給料を増やして励ましてくれないかなと書き込み、同業者から大きな反響を得た。
この投稿を見たのかは分からないが、桃園市の鄭文燦市長は26日午前、防疫、医療関係者の責任が高まっており、その給与は適度に引き上げられるべきと指摘。同日午後、桃園市の医療従事者が業務で新型コロナウイルスに感染した場合は10万元、14日間の外出制限「居家隔離」の対象となった場合は3万元の慰問金を支給すると発表した。
なお中央政府は、新型コロナウイルス感染症患者の治療に当たる医師に対し1日1万元、看護師に対し1回のシフト当たり1万元などの補助金を支給している。昨年の支給総額は24億元を超えた。
クラスターが発生した桃園市の病院にはここ数日、現場で奮闘する医師に感謝を示すための差し入れや感謝状が続々と届けられている。防疫の現場で働く医療従事者は、大きな声で言えないが、賃上げが実質的な力となることは間違いない。病院や政府もそのことをしっかりと考慮してもらいたいものだ。
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