ニュース 社会 作成日:2021年2月3日_記事番号:T00094552
1日夜、無免許の男性が定員を上回る6人が乗った車を運転、規制速度を上回るスピードで台南市内を走行し、コントロールを失って道路脇の建物に激突した。乗っていた6人全員が死亡する悲劇となった。
事故を起こした車を運転していた王立杰容疑者(22)は1月15日、運転免許を取得していないにもかかわらず、知人男性と資金を出し合い、知人男性の名義で中古の乗用車(乗車定員5人)を購入。恋人の魏利如さん(女性、20)や仕事先で知り合った楊皓宇さん(男性、18)とその恋人の羅沛芸さん(女性、16)、さらに羅さんの友人の黄宜蓁さん(女性、16)とその恋人の廖宇傑さん(男性、21)を誘ってドライブに出掛けた。
警察がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のチェックイン機能などで調べたところによると、台中を出発した6人は、まず桃園市など北部を巡った後、台湾本島最南端のリゾート地、屏東県・墾丁まで南下。その後、再度北上して今月1日に台南市善化区や安平区を経由し、同日午後11時ごろ、車で同市安南台江大道の総頭橋付近に差し掛かった。
警察の調べによると、スピードの出し過ぎで車が突然跳ね上がり、コントロールを失って約90度回転しながら横滑りし、反対車線を超えて道路脇の工場入り口の警備員室に激突。車体は大きく「くの字」型に変形した。
目撃者の通報を受けて救急隊が駆け付け、6人を車内から救出したものの、既に心肺停止の状態だった。いずれも頚椎損傷と血気胸が死因と判断した。
地元住民によると、事故現場の総頭橋は緩やかな坂道となっており、スピードを出し過ぎると車体が地面から10センチメートルも浮き上がることがある。このため事情を知らない運転者がスピードを出し過ぎ、コントロールできなくなることがある。一部の遺族は、道路設計に問題があったとして政府に対する賠償請求を検討している。
警察は、定員オーバーとスピード超過、後部座席のシートベルト未着用が事故原因と指摘した。
王容疑者と車を共同で購入した男性は、免許未取得者に車を貸したとして道路交通管理処罰条例に基づき6,000~1万2,000台湾元(約2万3,000~4万5,000円)の罰金が科せられる。王容疑者が無免許と知っていた場合、死亡した同乗者の遺族から民事裁判で訴えられ、賠償責任を負う可能性がある。
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